借金が返済できなくなった場合、自己破産という手段もあります
今から5年ほど前の事ですが、私は知り合いに頼まれて借金の連帯保証人になりました。
お金を貸す人も私の高校時代からの友達、借りる人は社会人になってからの友達ですが、どちらも信頼できる相手だと思っていたので、何もトラブルは起きないだろうと思った私はためらう事なく連帯保証人になりました。
しかしそれが私の人生において最大の間違いだったのかもしれません。
結局連帯保証人になっていた人は借金が返済できないからと言って自己破産してしまいました。
自分が連帯保証人になっている相手が自己破産をし、借金の残金1400万円は全て私が返済する事になりました。
とりあえず待って貰おうと貸主の方に会いに行きましたが、待つことはできないとの一点張りでした。
こんな人だったとはと本気で悲しくなったのを覚えています。
ただ私には借金返済の義務があります。
とは言っても、1400万円もの大金、私に返す事ができるわけがありません。
あの時程連帯保証人になったことを後悔した事はありませんでした。
連帯保証人になる時は、実は家族には内緒で行っていました。
しかしもう今の状態を隠しておくことはできません。
非難されることは分かっていましたが、家族に内緒でこの問題を解決できないと思った私は意を決して家族に話しました。
家族の反応は予想通り、というよりも予想以上でした。
まずは貸主の友達の所へ一緒に行き、もう友達関係を切るという事を家族が宣言していました。
そしてなるべく早く解決する必要があるので、すぐに弁護士に相談に行ったのを覚えています。
あの時の家族の行動力は本当に素晴らしく、私はそのお陰で助かったと言っても過言ではありません。
弁護士に相談した所、自己破産を勧められました。
その結果、運よく家等は私名義にはなっていなかったので、それらを手放すことはありませんでした。
ただ私名義の車は査定してもらった所結構な金額になったので手放す事になりました。
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