借金が返済できなくなった場合、自己破産という手段もあります
自分にとっては、自己破産はずっと無縁のことだと信じて疑っていなかったのですが、一昨年前にそれが自分の身に起こってしまいました。
そもそもの不幸のスタートは、気軽にスタートしたキャッシングでした。
非常に使い勝手が良かったので、給与前にちょっとお金が足りないかなと思うときに、小額を借りていたのですが、あまりに便利であったために自分のお金であるかのように錯覚してしまい、気が付けば複数のローンを抱えて多重債務状態になってしまっていました。
恐ろしいことに、多重債務となってもしばらくはことの重大さに気づくこともなく、複数のキャッシングをつなぎながら自転車操業的な返済を続けました。
それが、ある日のこと次に新規で借りたいと思っていたキャッシングの審査が降りないということになってしまったのです。
一度、返済ができない状態が発生してしまうと次々に負の連鎖が起こりその時になって初めて、ことの重大さに気が付いたのでした。
そうなってしまうと、パニックになるばかりで、どうしていいのかわからなくて不安になりました。
自分ではどうしようもなくなり、思い切って弁護士さんに相談してみましたところ、自分の場合には自己破産を選ぶことが大切だということをきちんと説明していただき、自分でも納得することができましたので、その道を選ぶことにしました。
自分でまいた種ですから、結果は仕方がありませんが、きちんとした決断をすることができたので、今は心も穏やかになり、正しい判断ができたことを本当に良かったと思っています。